午前:債券サマリー 先物は小反落、長期金利は低下し1.450%で推移


 6日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は小反落した。前日の米国市場で長期債価格が下落(金利は上昇)した流れが波及した。

 トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が5日、電話会談を行った。貿易協議を巡る合意内容の履行を確認したことが明らかになり、投資家のリスク許容度が回復。5日の米債券相場には重荷となり、米長期金利は4.39%に上昇した。

 6日の円債市場では利付国債の入札や国債買い入れオペといった需給イベントがなく、今晩には米雇用統計の公表を控えていることもあって、見送りムードが広がった。朝方の売りが一巡した後は持ち高調整目的の買いが入り、先物はプラス圏で推移する場面もあった。

 先物6月限は前営業日比1銭安の139円34銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.015ポイント低い1.450%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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