ウィザスがカイ気配スタート、NSSKによるTOB価格にサヤ寄せの流れ


 ウィザス<9696.T>がカイ気配スタート。9日の取引終了後、日本産業推進機構(NSSK)がウィザスに対し、TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付価格は1株3237円で完全子会社化を目指す。ウィザスの株価はTOB価格にサヤ寄せする動きをみせている。

 買付予定数の下限は595万8100株(所有割合65.26%)で、上限は設定していない。買付期間は6月10日から7月22日まで。ウィザスは学習塾「第一ゼミナール」を展開。今回、TOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。同社を巡っては昨年12月、投資ファンドのスイスアジア・フィナンシャル・サービシズがファンドによる買収やMBO(経営陣が参加する買収)での株式の非公開化を提案したと報じられていた。スイスアジアは公開買付者との間で、応募契約を締結している。東京証券取引所は9日、ウィザスを監理銘柄(確認中)に指定した。

出所:MINKABU PRESS


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