東京株式(前引け)=続伸、米中貿易協議の進展を期待


 10日前引けの日経平均株価は前営業日比385円40銭高の3万8473円97銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は6億5326万株、売買代金概算は1兆7281億円。値上がり銘柄数は1138、対して値下がり銘柄数は422、変わらずは70銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は朝方から買い先行となり、日経平均株価は続伸して3万8000円台半ばまで水準を切り上げた。前日の米国株市場は高安まちまちだったものの、東京市場は終始強気優勢の地合いだった。米国と中国の閣僚級協議がロンドンで行われており、協議後の米中間の貿易摩擦改善に対する期待が先物主導で買い戻しを誘発している。半導体セクターの主力銘柄などが買われ、全体指数押し上げに寄与している。値上がり銘柄数は1100を超え全体の7割を占めた。なお、売買代金は1兆7000億円台と前日に続いて低調。

 個別では売買代金トップとなったアドバンテスト<6857.T>が大幅高となったほか、サンリオ<8136.T>も活況高に買われた。ディスコ<6146.T>、ソフトバンクグループ<9984.T>などが高く、キーエンス<6861.T>も上昇した。双葉電子工業<6986.T>が急伸をみせ、日本マイクロニクス<6871.T>も大きく買われた。円谷フィールズホールディングス<2767.T>も物色人気。半面、フジクラ<5803.T>が売りに押され、三菱重工業<7011.T>も冴えない。さくらインターネット<3778.T>が軟調、東京ガス<9531.T>も下落した。マネジメントソリューションズ<7033.T>の下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS


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