外為サマリー:143円70銭台に下落、米長期金利低下でドル売り優勢に


 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=143円73銭前後と前日午後5時時点に比べ1円40銭弱の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=165円67銭前後と同5銭程度のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では144円20銭前後で推移していたが、同40分過ぎには144円ラインを割り込み、午前10時30分過ぎに143円70銭近辺まで下落した。前日発表された米5月消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回る上昇率となったことから、利下げが意識され米長期金利が低下。日米金利差縮小を視野にドル売り・円買いが優勢となった。中東情勢の緊迫化も警戒され、日経平均株価が下落するなか、リスク回避姿勢が強まった。午後にかけ144円前後まで値を戻したが、上値では利益確定の売りに押された。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1527ドル前後と同0.0100ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。




出所:MINKABU PRESS


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