トヨタは売り買い交錯、足もと円高は逆風材料もきょう開催の株主総会に注目◇


 トヨタ自動車<7203.T>は強弱観対立のなか前日終値近辺で売り買いを交錯させている。前日発表された5月の米消費者物価指数は市場コンセンサスを下回ったことで、米長期金利が低下し、外国為替市場ではドル買い・円売りの動きを誘発。1ドル=144円台前半まで円高方向に振れており、輸出セクターの中でも為替感応度の高い自動車株には逆風となっている。特に同社は対ドル1円の変動が与える営業利益への影響が大きく、足もとの株価にはネガティブ材料となっている。一方、きょう午前10時から同社の定時株主総会の開催を控えている。豊田自動織機<6201.T>へのTOBや日野自動車<7205.T>の経営統合の問題なども絡み同社の株主総会に対するマーケットの関心は高い。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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