東京株式(前引け)=続伸、半導体関連など中心に上値指向


 17日前引けの日経平均株価は前営業日比189円75銭高の3万8501円08銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は7億6919万株、売買代金概算は2兆715億円。値上がり銘柄数は793、対して値下がり銘柄数は741、変わらずは92銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は主力銘柄中心に買いが継続し、日経平均株価は続伸し3万8000円台半ばに水準を切り上げた。前日の米国株市場でNYダウが反発したほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が大きく切り返したことを受け、投資マインドが強気に傾いている。イスラエルとイランの軍事衝突による地政学リスクへの警戒感もひと頃よりは和らいでおり、リスク選好ムードが強い。外国為替市場でドル高・円安方向に振れていることも輸出セクターを中心に好感され、そのなか半導体セクターの主力銘柄への買いが顕著となっている。

 個別では、前日に続いてきょうも群を抜く売買代金をこなしているアドバンテスト<6857.T>が上値追い継続、ディスコ<6146.T>も売買代金2位となり大幅高に買われている。東京エレクトロン<8035.T>もしっかり。ソフトバンクグループ<9984.T>が買い優勢、ソシオネクスト<6526.T>も値を上げた。オリエンタルランド<4661.T>も強い値動き。ワコム<6727.T>が値上がり率トップに買われ、プロレド・パートナーズ<7034.T>も値を飛ばした。半面、gumi<3903.T>が安く、日本製鉄<5401.T>は大きく下値を探った。ファーストリテイリング<9983.T>も軟調。チヨダ<8185.T>、ミガロホールディングス<5535.T>が大幅安、日野自動車<7205.T>の下げも目立つ。住友ファーマ<4506.T>も冴えない。

出所:MINKABU PRESS


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