コーセルは後場下げ転換、顧客の発注調整継続で前期業績は計画下振れで着地


 コーセル<6905.T>が後場に下げに沈んだ。同社は18日午前11時30分、25年5月期の連結決算を発表。売上高は前の期比34.7%減の270億5200万円、営業利益は同90.9%減の6億2800万円、最終損益は1億1300万円の赤字(前の期は51億6900万円の黒字)となった。売上高と営業利益は計画を下回って着地。最終損益は黒字予想から一転、赤字転落となっており、嫌気されたようだ。顧客の在庫過多による発注調整が継続したほか、基幹システムの再構築に伴う特別損失の計上も響いた。26年5月期は売上高が前期比23.2%増の333億2500万円、営業利益は同4.2倍の26億2600万円、最終損益は19億700万円の黒字を計画。年間配当予想は前期と横ばいの55円とした。今期より株主資本配当率(DOE)3.5%を下限とし、累進配当を実施する方針を適用。このほか、医療機器用ACアダプタの製品化についても開示している。

出所:MINKABU PRESS


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