外為サマリー:一時145円20銭台に上昇、中東情勢の行方意識の展開に


 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=145円11銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=166円24銭前後と同60銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では144円90銭前後で推移していたが、午前10時頃には144円70銭台まで下落する場面があった。その後、値を戻し午前11時50分過ぎには145円20銭近辺まで上昇した。米連邦公開市場委員会(FOMC)は、政策金利の据え置きが発表され、年内は2回の利下げとの見方が有力だった。市場の予想に沿った内容で、関心は中東情勢に向かった。米国が対イラン軍事攻撃に加わるかどうかを巡りトランプ米大統領は「やるかもしれないし、やらないかもしれない」と語ったと報道された。また、「米当局者らは数日以内にイランに攻撃する可能性に備えている」とも伝えられるなか、「有事のドル買い」でドルは底堅い値動きとなっている。今晩は米国が奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日となることから、午後にかけやや様子見姿勢も強まった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1456ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。




出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。