<動意株・23日>(前引け)=マルマエ、アルトナー、トリプルアイ


 マルマエ<6264.T>=続急伸。前週末20日の取引終了後、25年8月期の単独業績予想について、売上高を76億円から76億3200万円(前期比60.7%増)へ、営業利益を16億円から17億2300万円(同11.0倍)へ、純利益を10億6500万円から12億6400万円(同66.5倍)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を15円から25円へ引き上げ、年間配当予想を40円(前期30円)に増額修正したことが好感されている。生産性の改善などが利益を押し上げるとしている。同時に、4月8日付でKMアルミニウムを子会社化したのに伴い、25年8月期の連結業績予想を発表。売上高112億5400万円、営業利益19億円、純利益12億6500万円を見込むとした。

 アルトナー<2163.T>=6日続伸。前週末20日の取引終了後、情報処理請負事業や技術者派遣事業などを行い、TOKYO PRO Marketに上場する富士テクノホールディングス(神奈川県厚木市)と業務提携すると発表しており、好材料視されている。主に両社のエンジニアの相互交流を促進し、高い技術力を有する優秀なエンジニアの育成を加速するのが狙い。なお、同件による業績への影響は軽微としている。

 トリプルアイズ<5026.T>=大幅高。日米ともに人工知能(AI)関連銘柄への買いが活発だが、東京市場は米国よりも関連銘柄が出遅れており、足もとで物色人気に火がつく銘柄が多くなっている。そのなか、同社株は独自開発の画像認識プラットフォーム「AIZE(アイズ)」を核としたAIソリューションサービスを展開しており、エッジ顔認証「EdgeFACE(エッジフェイス)」を開発し時流を捉えており、今後の需要取り込みに期待が大きい。新興成長企業の評価ポイントであるトップラインの伸びが顕著で、24年8月期の88%増収に続き、25年8月期も前期比36%増の59億9200万円予想と過去最高の大幅更新が続く見通しにあり、現状ではPER面は気にならない。

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出所:MINKABU PRESS


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