23日の米株式市場の概況、NYダウ374ドル高 時間外で先物は上昇


 23日の米株式市場では、NYダウが前週末比374.96ドル高の4万2581.78ドルと続伸した。イランがカタールにある米軍基地に攻撃を行った。これを嫌気した売りが主力株に膨らむ場面があったが、事前に米国に通知をしてからの攻撃で、抑制的な軍事行動であったことが明らかとなった。中東情勢が一段と混迷を深めるリスクがいったんは後退したと受け止められ、やがて買いが優勢となった。取引終了後に、トランプ米大統領は自身のSNSに、イスラエルとイランの両国が完全な停戦で合意したと投稿し、米株価指数先物は上昇している。

 日中取引では、スリーエム<MMM>やホーム・デポ<HD>、ウォルマート<WMT>が買われ、キャタピラー<CAT>やナイキ<NKE>が堅調推移。エスティ・ローダー<EL>やファイサーブ<FI>が上伸し、サークル・インターネット・グループ<CRCL>が株価水準を一段と切り上げた。一方、シェブロン<CVX>が売られ、アムジェン<AMGN>とダウ<DOW>が下値を探る展開。バンク・オブ・ニューヨーク・メロン<BK>が冴えない展開となり、ヒムズ&ハーズ・ヘルス<HIMS>とウルフスピード<WOLF>が急落した。

 ナスダック総合株価指数は183.56ポイント高の1万9630.97と反発した。テスラ<TSLA>が急騰。メタ・プラットフォームズ<META>やマイクロソフト<MSFT>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が値を上げ、ノーザン・トラスト<NTRS>とスパルタンナッシュ<SPTN>が大幅高となった。半面、アルファベット<GOOGL>とアマゾン・ドット・コム<AMZN>が冴えない展開。スーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>が急落した。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。