午前:債券サマリー 先物は続落、リスクオン地合いで売り優勢


 24日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。中東情勢への過度な懸念が和らぎ、日経平均株価が反発するなどリスクオンの地合いとなったことが影響した。

 イランは23日に報復としてカタールの米軍基地にミサイルを発射したが、イランは事前通告していたことから同日の米市場では最悪なシナリオは回避できるとの見方が台頭。トランプ米大統領が日本時間24日早朝、自身のSNSに「イスラエルとイランが完全な停戦で合意した」と投稿したことも投資家心理の改善につながり、相対的に安全資産とされる債券は売りが優勢となった。米連邦準備理事会(FRB)副議長が早期利下げを支持する姿勢を示したことを背景に前日の米長期債相場が続伸(金利は低下)したことが下支えとなったものの、この日に財務省が実施する20年債入札に対する警戒感もあり、債券先物は139円08銭まで下押す場面があった。

 午前11時の先物9月限の終値は、前日比18銭安の139円12銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.020%高い1.425%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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