赤阪鉄がS高、造船業再生に向けた自民党提言の提示受けた関連株物色が続く


 赤阪鐵工所<6022.T>が上値追いの様相を続け、この日はストップ高の水準となる前営業日比500円高の3125円に買われた。2023年4月以来の高値圏に浮上している。船舶用エンジンを手掛ける同社の株価は長らく2000円を挟んだ狭いレンジでの動きを余儀なくされていたが、今年6月20日に自民党の海運・造船対策特別委員会と経済安全保障推進本部が「我が国造船業再生のための緊急提言」を取りまとめ、石破茂首相に提出したのを境に、造船関連株として注目を集めることとなった。株式の流動性の乏しさと50億円未満という時価総額の水準から、値幅取りが期待できる銘柄として個人投資家の物色の矛先が向かう格好となり、売買に回転が掛かり株高に弾みをつけた。

出所:MINKABU PRESS


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