外為サマリー:都区部CPI伸び鈍化などを受け一時144円80銭まで上伸


 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=144円65銭前後と前日の午後5時時点に比べて60銭程度のドル高・円安となっている。

 26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円42銭前後と前日に比べ80銭強のドル安・円高で取引を終えた。米早期利下げが意識されるなか日本時間夕方には143円75銭まで下押す場面があったものの、海外市場では下げ渋る動きとなった。

 この日の東京市場のドル円相場は堅調な展開となっている。「ラトニック米商務長官は26日に、米国と中国が先月スイスのジュネーブで合意に達した関税などに関する貿易枠組みの合意について、最終的な理解の取りまとめに至ったと話した」ことが伝えられており、リスク選好のドル買い・円売りが流入。また、総務省が朝方発表した6月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)で、変動の大きい生鮮食品を除く総合の前年同月比の伸びが4カ月ぶりに縮小したことも円売りにつながり、午前9時30分ごろには144円80銭をつけた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1692ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=169円12銭前後と同45銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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