「半導体」が2位にランク、米エヌビディアは連日で最高値更新<注目テーマ>


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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体」が2位となっている。

 26日の米株式市場で、米エヌビディア<NVDA>の株価が連日で最高値を更新するなど、頑強な動きを示している。アナリストによる強気予想が直近の同社株の上昇の一因となったが、半導体セクターを巡っては、マイクロン・テクノロジー<MU>の25年3~5月期決算と6~8月期の業績見通しがコンセンサスを上回ったことなども大きな話題となった。

 こうしたなかで、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が強まっている。複数のFRB高官から7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げの可能性についての言及があり、更に米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版は26日、トランプ米大統領がFRBの次期議長の早期指名を検討していると報じた。米国の金融政策に緩和的なバイアスが掛かるとの思惑から、米長期金利は4.2%台まで低下。金利の先高観が後退しつつあることなどを背景に、世界的に成長性の高い銘柄に資金が流入しやすい地合いとなっており、半導体株への投資家の選好姿勢も強まりつつある。
 
 27日午前の東京株式市場において、日経平均株価は4日続伸し、5カ月ぶりに4万円の大台に乗せた。半導体株の上昇がこのところの日経平均の押し上げに貢献する格好となっており、この日も東京エレクトロン<8035.T>やディスコ<6146.T>が大幅高となったほか、KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>やSUMCO<3436.T>、TOWA<6315.T>などが上昇している。もっとも半導体全般に短期的な過熱感も意識されており、アドバンテスト<6857.T>は利食い売りが優勢となった。

出所:MINKABU PRESS


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