外為サマリー:一時143円80銭近辺に下落、米国の早期利下げ観測でドル軟調


 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=143円91銭前後と前週末午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=168円76銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では144円50銭近辺で推移していたが、午前11時20分過ぎには144円00銭台に軟化。その後、やや値を戻したが午後1時40分過ぎには144円ラインを割り込み。午後2時30分過ぎには143円80銭近辺まで下落した。米国に早期利下げ観測が浮上するなか、7月3日発表の米6月雇用統計が労働市場の軟化を示す内容となれば利下げ観測が強まることが警戒され、ドル売り・円買いが強まった。また、日米通商交渉が難航するなか円安是正に絡む思惑が浮上し円高基調を強めた。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1726ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。