外為サマリー:一時144円30銭台まで軟化するも株高を受け切り返す


 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=144円62銭前後と前週末の午後5時時点に比べて15銭程度のドル高・円安となっている。

 27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円65銭前後と前日に比べ20銭強のドル高・円安で取引を終えた。米関税政策を巡る不透明感が後退するなか一時144円95銭まで上伸したものの、トランプ米大統領が自身のSNSにカナダとの貿易交渉を打ち切ると投稿したことなどから上値が重くなった。

 この日の東京市場のドル円相場は、「トランプ米大統領は29日放送のFOXニュースのインタビューで、日本との自動車貿易に改めて不満を表明した」との報道を受けてリスク回避目的のドル売り・円買いが先行。米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測がくすぶっていることもあり、午前8時20分ごろには144円30銭台まで軟化する場面があった。ただ、日経平均株価が続伸して始まると、リスク選好的なドル買い・円売りに押し上げられるかたちで切り返している。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1718ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0004ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=169円46銭前後と同20銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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