アダストリアの第1四半期決算は増収減益も計画通りの着地


 アダストリア<2685.T>がこの日の取引終了後、第1四半期(3~5月)連結決算を発表しており、売上高774億6400万円(前年同期比4.7%増)、営業利益56億300万円(同6.8%減)、純利益43億7400万円(同0.7%減)と増収減益となった。

 主力のアパレル・雑貨関連事業で、4月の低気温による一時的な減速があったものの、その後の気温上昇により、カジュアルファッション需要が底堅く推移した。また、トゥデイズスペシャルとジョージズの2ブランドが前年7月にグループ入りしたことも寄与し、売上高は第1四半期とした過去最高を記録した。

 一方、旗艦店の出店やブランド認知向上のための戦略費用として広告宣伝費・設備費が増加。ただ、販管費全体では計画範囲内でコントロールできているとし、計画通りの進捗としている。

 なお、26年2月期通期業績予想は、売上高3050億円(前期比4.1%増)、営業利益190億円(同22.5%増)、純利益124億円(同29.0%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS


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