象印が25年11月期業績予想及び配当予想を上方修正


 象印マホービン<7965.T>がこの日の取引終了後、25年11月期の連結業績予想について、売上高を895億円から900億円(前期比3.2%増)へ、営業利益を57億5000万円から70億円(同17.5%増)へ、純利益を42億5000万円から48億円(同25.7%減)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各20円の年40円から中間30円・期末34円の年64円へ引き上げた。

 国内で炊飯器の最上位機種である圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」を中心に、圧力IH炊飯ジャーや生活家電製品の加湿器などが好調に推移していることが牽引。また、円安による輸入コストの上昇に対する価格転嫁を進めたことも利益の増加に寄与する。

 同時に発表した5月中間期決算は、売上高501億3200万円(前年同期比5.4%増)、営業利益48億7000万円(同11.4%増)、純利益34億200万円(同29.6%減)だった。国内で調理家電製品や生活家電製品が順調に推移し営業増益となったが、前年に物流倉庫移転に伴う土地・建物の売却益を計上した反動で最終利益は減益となった。

出所:MINKABU PRESS


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