フロンテオが3日ぶり反発、メタジェンセラピューティクスと共同研究開始


 FRONTEO<2158.T>が3日ぶりに反発している。午前9時ごろ、順天堂大学、慶応義塾大学、東京科学大学発ベンチャーのメタジェンセラピューティクス(山形県鶴岡市)と、AI創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory(DDAIF)」を活用した共同研究を開始したと発表しており、好材料視されている。

 メタジェン社は潰瘍性大腸炎・がん・パーキンソン病を対象とした腸内細菌叢移植(FMT)の医療技術や医薬品の開発を進めており、今回の共同研究ではDDAIFを活用し、近年世界的に注目をあつめているマイクロバイオーム(ヒトの体に共生する微生物の総体)を創薬に応用するのが狙い。共同研究では、マイクロバイオームサイエンスに関するデータベース情報をDDAIFで解析し、腸内細菌の作用や疾患との関連性の探索手法の開発、マイクロバイオーム創薬(腸内細菌叢科学を活用した創薬)への応用可能性などを検証する。

出所:MINKABU PRESS


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