東京株式(前引け)=大幅反落、利益確定売り圧力が表面化


 1日前引けの日経平均株価は前営業日比405円78銭安の4万81円61銭と大幅反落。前場のプライム市場の売買高概算は8億3717万株、売買代金概算は2兆1919億円。値上がり銘柄数は407、対して値下がり銘柄数は1170、変わらずは47銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は利益確定売り圧力が表面化し、日経平均株価は大幅反落となった。前日まで日経平均は5日続伸し2100円も水準を切り上げていたこともあり、きょうは利益確定売り圧力が顕在化した。これまで全体相場を牽引していた半導体の主力株の一角が反動安に見舞われたほか、日経平均寄与度の高い値がさ株の下げが影響した。前日の米株市場はNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇しており、これは追い風材料ではあるものの、一方で日米の関税交渉の先行きに対する懸念が投資家のセンチメントを冷やしている。値下がり銘柄数は全体の7割強を占めた。

 個別では売買代金首位となったレーザーテック<6920.T>が売りに押されたほか、東京エレクトロン<8035.T>も軟調。サンリオ<8136.T>が大きく売られ、ファーストリテイリング<9983.T>の下げが目立っている。ソニーグループ<6758.T>も値を下げた。ACCESS<4813.T>が急落、スター・マイカ・ホールディングス<2975.T>も大幅安。GMOインターネット<4784.T>の下値模索も続いた。半面、フジクラ<5803.T>が大きく上値を伸ばし、アドバンテスト<6857.T>もしっかり。IHI<7013.T>、川崎重工業<7012.T>などが堅調。良品計画<7453.T>も上昇した。象印マホービン<7965.T>がストップ高、東洋エンジニアリング<6330.T>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS


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