ACSLがS安ウリ気配、前CEOの不適切取引判明で警戒感


 ACSL<6232.T>がストップ安の水準となる前営業日比300円安の1187円でウリ気配となっている。同社は1日取引終了後、前最高経営責任者(CEO)の鷲谷聡之氏が代表取締役の立場を個人的に悪用し、今年3月から実態のない不適切な取引を行っていたことが判明したと発表。業績や今後の事業展開への悪影響を警戒した売りが膨らんだ。鷲谷氏は4月30日付で取締役を退任した。発覚した事案の金額規模や、業績に及ぼす影響については現在精査中。社外の専門家や独立社外取締役で構成される特別調査委員会を設置する。同委員会は7月中旬をメドに最終報告書を提出する予定という。

出所:MINKABU PRESS


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