三井海洋は地合い悪に逆行し最高値圏飛翔、レアアース関連で注目度急上昇


 三井海洋開発<6269.T>が全般下げ相場に逆行し4連騰と気を吐いている。一時500円高、率にして8%の上昇で6700円台まで駆け上がり上場来高値を大幅更新した。日本と米国、オーストラリア、インドの4カ国で構成される枠組み「クアッド」の外務大臣会合が前日に行われ、レアアースなどの重要鉱物資源分野のサプライチェーン構築で協力・推進することで一致したことが伝わっている。中国のレアアース輸出規制強化などを背景にレアアース確保に向けた政治的な動きが強まるなか、東京市場でも関連銘柄に物色の矛先が向いている。そのなか、浮体式の原油・ガス生産貯蔵設備で国内唯一の企業として世界的にも高実績を誇る同社は、海外機関投資家などからも注目度が高まっているもようだ。

出所:MINKABU PRESS


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