ダイセキSが底堅い動き、土壌汚染調査・処理事業好調で第1四半期営業利益は24%増


 ダイセキ環境ソリューション<1712.T>が底堅い動きとなっている。2日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高58億9100万円(前年同期比24.1%増)、営業利益6億9000万円(同24.3%増)、純利益4億2700万円(同41.2%増)と大幅な増収増益となったことが好感されている。

 関東エリアにおける大規模汚染土壌処理・工事案件や関西エリアの大規模工場廃棄物撤去コンサル案件などの高付加価値案件が前期に続いて順調に進捗し、主力の土壌汚染調査・処理事業が大幅な増収増益となった。一方、資源リサイクル事業ではPCB(ポリ塩化ビフェニル)で27年3月末までの処理期限に向けた駆け込み需要があり好調だった。

 なお、26年2月期通期業績予想は、売上高210億円(前期比5.2%増)、営業利益23億8000万円(同5.6%増)、純利益13億5000万円(同9.3%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS


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