データセクが後場にカイ気配、エヌビディア製GPU搭載サーバーでアジア最大級のAIスーパークラスター構築へ


 データセクション<3905.T>が後場に大量の買い注文が入り、ストップ高の水準となる前営業日比400円高の1986円でカイ気配となった。同社は4日、「NVIDIA B200 GPU」を搭載したサーバーの調達に成功し、大阪府内においてアジア最大級の最先端のAIスーパークラスターを構築すると発表。これを材料視した買い注文が集まった。

 エヌビディア<NVDA>の最新技術を活用し、100エクサフロップス(1エクサフロップスは毎秒で京の100倍の回数)を超える計算性能を提供。次世代のAIイノベーションを支えるインフラ基盤を確立していく。これに関連し、データセクは業務提携先で台湾に本社を置くGIGA COMPUTINGとの間で、エヌビディア製B200(5000個)を搭載したGPUサーバー(625台)の取得に関する売買契約を締結した。取得金額は2億7200万ドル(約392億1000万円)。AIデータセンターの顧客からの前受金48億7200万円と借入金343億3800万円を充当する予定。業績に及ぼす影響については現時点で未定とし、影響が明らかとなり公表すべき事項が発生した際には開示するとしている。

出所:MINKABU PRESS


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