外為サマリー:ドル買い手控えられるなか一時144円50銭台に伸び悩む


 4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=144円60銭前後と前日の午後5時時点に比べて75銭程度のドル高・円安となっている。

 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円93銭前後と前日に比べ1円30銭弱のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された6月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数が市場予想を上回ったことなどを受けて一時145円23銭まで上伸した。

 ただ、雇用者数増加のほぼ半分は政府部門によるもので、民間セクターの伸びは鈍化していることから米景気の減速懸念が完全に払しょくされた訳ではなく、この日の東京市場のドル円相場は伸び悩む展開となっている。また、トランプ米大統領が3日、貿易相手国・地域に対する具体的な関税率を記した書簡について、早ければ4日から送付を開始する可能性があると述べたことも影響しているもよう。きょうは米国が独立記念日の祝日で休場となることもあってドル買いが手控えられるなか、午前9時50分ごろには144円56銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1767ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=170円15銭前後と同40銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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