キユーピーが急伸し新高値、5月中間期最終増益で上限960万株の自社株買いを好感◇


 キユーピー<2809.T>がマドを開けて急伸し、上場来高値を更新した。同社は3日の取引終了後、取得総数960万株(自己株式を除く発行済み株式総数の6.91%)、取得総額240億円を上限とする自社株買いの実施を発表した。あわせて、25年11月期第2四半期累計(24年12月~25年5月)の連結決算を開示し、売上高が前年同期比6.3%増の2518億5200万円、最終利益は同50.3%増の188億300万円となった。最終増益となったことに加え、自社株買いによる株式の需給改善効果が意識され、買いが集まった。

 自社株の取得期間は7月4日から2026年5月31日。同社は同日、アヲハタ<2830.T>を簡易株式交換で完全子会社化すると発表している。株式交換に伴う既存株主の株式価値の希薄化を抑え、資本効率を高める。5月中間期は海外向けの販売が伸長。工場跡地の売却に伴う特別利益の計上も寄与した。原材料高の影響もあって営業利益は減益となった。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。