午前:債券サマリー 先物は反落、財政悪化に対する警戒感などから売り優勢


 7日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。寄り付き直後は小高い場面があったものの、財政悪化に対する警戒感などから次第に売りが優勢となった。

 4日の米債券市場は独立記念日の祝日で休場だったことから、債券先物は方向感に欠けるスタートとなった。ただ、参議院選挙の情勢調査で与党苦戦との報道があるなか、財政リスクが意識されやすいことから徐々に売りが流入。あす8日に予定される5年債入札に向けた売りなどが出やすいこともあり、朝方には一時138円98銭まで軟化した。とはいえ、トランプ米大統領が6日に貿易相手国に対して新たな関税率を通知する文書を7日に送る見通しだと述べたことを受け、米通商政策の不確実性を意識した買いもみられたことから売り一巡後は下げ渋った。

 午前11時の先物9月限の終値は、前週末比6銭安の139円06銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.020%高い1.450%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。