「地方銀行」が16位にランク、千葉銀・千葉興の動向などに関心高まる<注目テーマ>


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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「地方銀行」が16位にランクインしている。

 地方銀行業界の再編機運が高まっている。3月には長野県を地盤とする八十二銀行<8359.T>と山梨県の山梨中央銀行<8360.T>、静岡県のしずおかフィナンシャルグループ<5831.T>傘下の静岡銀行が包括業務提携を締結し、「富士山・アルプス アライアンス」を発足させることを発表。4月には新潟県を地盤とする第四北越フィナンシャルグループ<7327.T>と群馬県を本拠とする群馬銀行<8334.T>が27年春の経営統合を目指すことを明らかにした。

 更に、今月に入り千葉銀行<8331.T>と千葉興業銀行<8337.T>が経営統合をする方向で協議入りしたことがわかった、と報じられた。千葉銀は3月に千葉興の一部株式を取得しているが、この報道に関して両行は具体的に決定した事実はない、としている。人口が減少し東京一極集中が進むなか、「金利ある世界」に突入し、地方銀行を取り巻く経営環境は大きく変化している。こうしたなか、地銀間での業界再編の動きが活発化している。地銀株は低PBRで高配当利回り銘柄が多く、コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>や七十七銀行<8341.T>、京都フィナンシャルグループ<5844.T>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>などが注目されている。

出所:MINKABU PRESS


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