東京株式(前引け)=反落、米関税政策への警戒感で売り優勢


 7日前引けの日経平均株価は前営業日比182円47銭安の3万9628円41銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は6億3162万株、売買代金概算は1兆6891億円。値上がり銘柄数は745、対して値下がり銘柄数は827、変わらずは54銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は買い手控えムードの強いなか、日経平均は反落した。朝方は売り買いが交錯し一瞬プラス圏に浮上する場面もあったが、その後は漸次水準を切り下げる動きとなった。前週末の米国株市場が独立記念日の祝日で休場だったことから手掛かり材料に事欠くなか、トランプ米政権が打ち出す関税政策の成り行きを見守りたいとの思惑が輸出セクター中心にポジション調整の売りを誘発した。小売やサービスなどの内需株の一角が堅調な一方、自動車や鉄鋼株などが軟調で全体相場の足を引っ張っている。前引け時点の売買代金は1兆6000億円台と低調だった。

 個別ではレーザーテック<6920.T>が小安く、フジクラ<5803.T>も売りに押された。ソフトバンクグループ<9984.T>も下値を探る動き。トヨタ自動車<7203.T>も冴えない。安川電機<6506.T>は急落した。アスクル<2678.T>が値下がり率トップに売り込まれ、東洋エンジニアリング<6330.T>も大きく利食われた。半面、売買代金で断トツとなったディスコ<6146.T>が堅調なほか、良品計画<7453.T>も商いを膨らませ上値指向を強めている。IHI<7013.T>もしっかり。リクルートホールディングス<6098.T>も買いが優勢。円谷フィールズホールディングス<2767.T>が値を飛ばし、日本ヒューム<5262.T>も物色人気。インターメスティック<262A.T>も大幅高。

出所:MINKABU PRESS


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