レアアースが5位、中国のレアアース輸出規制でテーマ物色の有力対象に<注目テーマ>


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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「レアアース」が5位にランクインしている。

 レアアース(希土類)とは地球上で存在量が少ないレアメタルの一部元素であり、厳密にはレアメタル(希少金属)31鉱種の中の一鉱種で、17種類の元素(希土類元素)の総称である。スマートフォンやテレビ、パソコンといった情報家電に必須であり、その確保は政治・経済的にも重要性が高い。しかし、このレアメタル及びレアアースは中国に偏在していることで経済安全保障面の観点からしばしば俎上に載る。

 米中対立を背景とした中国のレアアース輸出規制強化に対し国際的にも緊張感が高まっている。前週には、日、米、豪、印の4カ国で構成される枠組み「クアッド」の外相会合がワシントンの国務省で開催され、協力体制を推進していく方向で一致したことが報じられたほか、インド・ニューデリーの日本大使館で、重要鉱物やそれを利用したバッテリーの供給網の連携強化を目的とするイベントが初めて開催されるなど、日本を含めた国際間でも新たな動きが相次いでいる。

 関連銘柄としては三菱商事<8058.T>、三井物産<8031.T>、丸紅<8002.T>などの総合商社のほか、古河機械金属<5715.T>、三井海洋開発<6269.T>、アサカ理研<5724.T>、松田産業<7456.T>、アルコニックス<3036.T>、DOWAホールディングス<5714.T>、東洋エンジニアリング<6330.T>などが挙げられ、株式市場でも波状的な投資資金の流入によって株価を動意させるケースが相次いでいる。

出所:MINKABU PRESS


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