明日の為替相場見通し=米金利の先高観からドルは底堅い展開か


 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米金利の先高観がくすぶるなか底堅い展開が予想される。予想レンジは1ドル=145円90銭~147円00銭。

 トランプ政権による関税引き上げが米国の物価上昇につながりかねず、米連邦準備理事会(FRB)は早期の利下げに動きにくい。米金利の先高観は根強く、ドルの支えとなりそうだ。また、日米の関税交渉を巡る不透明感などから日銀の追加利上げ観測がやや後退しているなか、積極的には円を買い進めにくい面もある。

 ただ、日本時間今晩に発表される前週分の米新規失業保険申請件数で、労働市場の減速が示されるようだと米利下げ観測が改めて意識され、米金利低下・ドル売りで反応するだろう。このほか、ウォラーFRB理事の講演が予定されており、その内容にも注目したい。

出所:MINKABU PRESS


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