ライトオンが急反発、原価低減など奏功し3~5月期は最終黒字確保


 ライトオン<7445.T>が急反発し、年初来高値を更新した。9日の取引終了後、25年8月期第3四半期累計(24年9月~25年3月)の単体決算を発表。売上高は前年同期比24.7%減の228億6800万円、最終損益は2億3500万円の赤字(前年同期25億3800万円の赤字)となった。減収・赤字幅縮小という結果となったが、直近3カ月間の3~5月期においては最終黒字を確保している。業績の回復を期待した買いを誘ったようだ。

 4月後半に投入した夏物商品が好調に推移したほか、レディースカテゴリーでは商品施策の効果が顕在化した。プライベートブランド(PB)比率の拡大とともに、仕入原価率の引き下げにも取り組み、過度な値下げによる損失の抑制に努めた結果、売上総利益率は大幅に改善した。

出所:MINKABU PRESS


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