ダイトが続急伸、株主優待制度の導入と26年5月期の2ケタ営業増益及び実質増配予想を好感


 ダイト<4577.T>が続急伸している。前週末11日の取引終了後、25年11月末日時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感されている。毎年11月末日及び5月末日時点で100株(1単元)以上を保有する株主を対象に、同社が販売する健康食品を6割引きで購入できる権利を保有株数と保有期間に応じて1~5個(年2~10個)贈呈する。なお、初回の25年11月末基準日に限り保有期間の要件は設けない。

 また、同時に発表した26年5月期の連結業績予想で、売上高525億円(前期比3.7%増)、営業利益30億円(同14.5%増)、純利益23億円(同20.5%増)と2ケタ営業増益を見込み、年間配当予想を実質増配となる40円としたことも好材料視されている。医薬品業界においてジェネリック医薬品の数量シェアが更に高まっていることなどから、引き続き既存ビジネスの効率化に注力。また中国ビジネスの強化や新規ビジネスへの参入にも取り組むとしている。

 なお、25年5月期決算は、売上高506億4300万円(前の期比8.0%増)、営業利益26億1900万円(同32.7%減)、純利益19億800万円(同42.1%減)だった。

出所:MINKABU PRESS


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