エスプールは朝安スタートもプラスに転じる、上期営業利益の計画上振れ着地を好感


 エスプール<2471.T>は朝安スタートもその後プラスに転じている。前週末11日の取引終了後に発表した5月中間期連結決算が、売上高124億9900万円(前年同期比3.4%増)、営業利益8億600万円(同8.7%増)となり、従来予想の営業利益5億200万円を大きく上回って着地したことが好材料視されている。

 障害者雇用支援サービスで設備販売が好調だったことに加えて費用の一部が下期にずれ込んだことや、環境経営支援サービスでのカーボンクレジットの大口販売が寄与した。なお純利益は、繰延税金資産計上の一時的な押し上げ効果がなくなったことが響き、4億1000万円(同40.1%減)と減益だったが、従来予想の2億5000万円は上回った。

 25年11月期通期業績予想は、売上高268億2800万円(前期比5.0%増)、営業利益30億7400万円(同10.4%増)、純利益19億700万円(同9.2%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS


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