QPS研究所が商い急増のなか値を飛ばす、トップライン拡大評価とEUとの大規模衛星網構築で脚光浴びる


 QPS研究所<5595.T>が商い急増のなか14%を超える急騰を演じている。小型SAR衛星(合成開口レーダーを搭載した衛星)の開発・製造を手掛けるほか、衛星を通じて取得した画像データの販売などを行っているが、天候や時間帯に影響を受けずに常時地球を観測できる技術が同社の強みとなっており、これが商機を高めている。前週末に開示された26年5月期の業績予想では、トップラインの飛躍的な伸びが続くなか、最終損益も5億円予想(前期は18億4800万円の赤字)と黒字化する見通しにあり買い安心感が台頭している。加えて、直近では日本と欧州連合(EU)が23日の首脳会談で、小型の通信衛星などを多数打ち上げ、網の目のように一体運用する大規模な人工衛星網構築に向け協力していく方針にあることが伝わったことで、株価が強く刺激される格好となった。

出所:MINKABU PRESS


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