ETS・Gがマドを開け大勢3段上げ様相、データセンターの送電インフラ拡充で出番◇


 ETSグループ<253A.T>の上値追い鮮烈。6月9日にストップ高人気に買われたのを皮切りに波状的な投資マネーの攻勢が続いており、きょうは7月2日に続き2つ目のマドを開け大勢3段上げの様相をみせている。国内外で引き続きデータセンター新設・増設需要が活発で、それに伴う送電網インフラ構築に向けた期待が株式市場でも高まっている。実際、日本国内でも関西電力<9503.T>はデータセンター建設ラッシュを背景とした電力需要の急増に備え、送電網に1500億円投資する方針が伝わるなど、関連銘柄の商機の高まりが現実買いの動きに反映される段階となってきた。そのなか、送電線工事、建物管理事業などを手掛けるETS・Gは、基礎工事から鉄塔建設、架線構築までワンストップで対応できる強みを生かし、足もとデータセンター関連の案件獲得も好調で関連有力株として急速に頭角を現している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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