ココナラが一時21%高、新規事業の立ち上がり想定以上で25年8月期利益予想を上方修正


 ココナラ<4176.T>が急反騰し一時、前週末比78円(21.1%)高の448円に買われる場面があった。前週末11日の取引終了後、25年8月期の連結業績予想について、売上高は従来予想の95億円(前期比44.2%増)を据え置きつつ、営業利益を1億6000万円から2億4000万円(同21.3%減)へ、純利益を1億3000万円から2億8000万円(同14.9%増)へ上方修正したことが好感されている。

 新規事業の立ち上げが想定を上回るペースで進捗していることに加えて、繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、回収が見込まれる部分を法人税等調整額として計上することが要因としている。

 同時に発表した第3四半期累計(24年9月~25年5月)決算は、売上高70億6100万円(前年同期比67.0%増)、営業利益2億8800万円(同3.7%減)、純利益3億円(同24.9%増)だった。マーケットプレイス、エージェントの両分野で既存事業が順調に成長したことに加えて、「ココナラAIスタジオ」や「ココナラコンテンツマーケット」などの新規事業も順調に進捗した。

出所:MINKABU PRESS


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