外為サマリー:147円台半ばで推移、持ち高調整のドル売りで伸び悩む


 15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円57銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=172円45銭前後と同26銭程度のユーロ高・円安で推移している。

 トランプ米政権による関税政策を通じ、米国内でインフレ圧力が高まるとの見方から、14日のユーヨーク市場で米長期金利が上昇した。東京市場では15日は為替決済が集中するゴトー日(5のつく日と10のつく日)となり、輸入企業による実需のドル買い観測が広がった。ドル円相場は一時1ドル147円80銭台まで上昇した。一方、国内では参院選後に財政拡張策が講じられるとの思惑から長期金利が約17年ぶりの水準まで上昇した。これを受けドル円相場は持ち高調整目的のドル売り・円買いが入り、伸び悩んだ。日本時間の今晩には6月の米消費者物価指数が公表されることもあって、午後は次第に様子見姿勢も強まった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1685ドル前後と同0.0001ドル程度のユーロ高・ドル安とほぼ横ばいで推移している。


出所:MINKABU PRESS


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