東京株式(前引け)=反発、長期金利上昇は逆風も頑強な値動き


 15日前引けの日経平均株価は前営業日比47円66銭高の3万9507円28銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は7億9119万株、売買代金概算は2兆884億円。値上がり銘柄数は679、対して値下がり銘柄数は872、変わらずは74銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は売り買いが交錯、終始方向感の定まらない値動きとなったが底堅さを印象づける。結局小幅ながら日経平均、TOPIXともに前日終値を上回って着地した。外国為替市場でドル高・円安に振れていることは輸出セクターを中心に株価の下支え材料となっているが上値は重い。国内で長期金利上昇が目立っており、これを警戒して積極的な買いは入らない状況にある。ただ下値を売り込むような材料も見当たらず、日経平均は比較的狭いゾーンでのもみ合いに終始した。個別銘柄は値下がり銘柄数の方が値上がりより多くなっている。売買代金は前場段階で2兆円を上回った。

 個別では断トツの売買代金をこなしたディスコ<6146.T>が高く、フジクラ<5803.T>も物色人気。古河電気工業<5801.T>の上げ足の強さが目立つ。このほか、東京エレクトロン<8035.T>がしっかり、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも堅調だった。日立製作所<6501.T>も買いが優勢。クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387.T>が値上がり率トップ、DDグループ<3073.T>、Gunosy<6047.T>も値を飛ばした。半面、良品計画<7453.T>が軟調、GMOインターネット<4784.T>も利食いに押された。ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が冴えず、IDOM<7599.T>は急落、栗本鐵工所<5602.T>、カーブスホールディングス<7085.T>も大幅安。

出所:MINKABU PRESS


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