「サイバーセキュリティ」が11位、証券口座の多要素認証を必須化へ<注目テーマ>


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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が11位となっている。

 日本証券業協会が15日、「インターネット取引における不正アクセス等防止に向けたガイドライン」の改正案を公表した。今年に入って証券口座の乗っ取り事案が多発したことを踏まえ、口座のログイン時、出金時に多要素認証を必須化することなどが盛り込まれた。多要素認証とは、認証の3要素である「知識情報」「所持情報」「生体情報」のうち、2つ以上を組み合わせた認証のことだ。

 この内容が複数のメディアで報じられていることもあり、社会的な関心が広がっている。それとともに、株式市場では生体認証など多要素認証に絡む銘柄への注目度が高まりつつあるようだ。近年、企業や公的機関への不正アクセスが相次いでおり、認証サービスなどを含む「サイバーセキュリティ」の投資テーマからは引き続き目が離せない。

 関連銘柄としては、証券会社など金融機関向けで実績もある法人向けクラウド型不正アクセス検知サービスを手掛けるカウリス<153A.T>、生体認証サービスを提供するELEMENTS<5246.T>に注目。FFRIセキュリティ<3692.T>やZenmuTech<338A.T>、サイバーセキュリティクラウド<4493.T>、網屋<4258.T>といった銘柄も関連有力株として押さえておきたい。

出所:MINKABU PRESS


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