午前:債券サマリー 先物は続落、米債券安が波及 長期金利1.590%で推移


 16日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は続落した。前日のニューヨーク市場で、長期債相場が下落(金利が上昇)した流れが円債相場に波及した。

 15日発表の6月の米消費者物価指数(CPI)は、食品・エネルギーを除くコア指数の前月比の伸びが市場予想を下回ったものの、高い伸びを示す品目があり、トランプ関税による米国内でのインフレ高進シナリオが意識された。米長期金利は一時4.49%まで上昇した。日本国内では参院選の情勢を巡る報道から、選挙後に財政拡張に向けた圧力が高まることが引き続き警戒され、円債相場の重荷となった。

 先物9月限は前営業日比18銭安の137円74銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は、同0.005ポイント高い1.590%で推移している。


出所:MINKABU PRESS


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