外為サマリー:一時149円10銭台に上昇、約3カ月半ぶりのドル高・円安に


 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=148円81銭前後と前日午後5時時点に比べ1円00銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=172円92銭前後と同20銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では148円70銭台で推移していたが、午後0時40分過ぎに149円台に乗せ、午後1時20分過ぎには149円18銭近辺と4月3日以来、約3カ月半ぶりのドル高・円安水準をつけた。前日発表された米6月消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で2.7%上昇と5月(2.4%)を上回った。米インフレ懸念が台頭するなか、米金利が上昇しドルが買われた。また、20日投開票の参院選に関して与党の苦戦が報じられるなか、選挙後に財政拡張的な政策が打たれ財政が悪化することを警戒する円売りの動きも出ているようだ。今晩は米6月卸売物価指数(PPI)の発表が予定されており、その結果も注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1620ドル前後と同0.0070ドル弱のユーロ安・ドル高で推移している。




出所:MINKABU PRESS


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