東京株式(前引け)=小反落、半導体株高が全体支えるも上値重い


 16日前引けの日経平均株価は前営業日比35円62銭安の3万9642円40銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は7億3495万株、売買代金概算は1兆9247億円。値上がり銘柄数は630、対して値下がり銘柄数は909、変わらずは87銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は日経平均株価が前日終値を挟んで方向感なく上下動を繰り返す展開となった。前日の米株市場ではエヌビディア<NVDA>などをはじめ半導体関連の主力銘柄に買いが向かい、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3日ぶりに切り返したが、この流れを引き継いで東京市場でも半導体セクターの日経平均寄与度の高い銘柄が買われ全体相場に浮揚力を与えている。ただ、内需株には下げるものが目立つ。20日の参院選の投開票を控え、全体的にはリスク回避ムードの中でポジション調整の売りが優勢となった。日経平均、TOPIXともに前引けは小幅ながらマイナス圏で着地している。

 個別ではディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>など売買代金上位を占める半導体製造装置関連が揃って上昇、フジクラ<5803.T>も買われた。IHI<7013.T>が高く、東宝<9602.T>は急騰した。オープングループ<6572.T>が値上がり率首位に買われ、ライフドリンク カンパニー<2585.T>、JCRファーマ<4552.T>の上げ足の強さも際立っている。半面、サンリオ<8136.T>が軟調、ファーストリテイリング<9983.T>も安い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも下落した。ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884.T>が値下がり率首位に売り込まれ、テラスカイ<3915.T>も急落した。

出所:MINKABU PRESS


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