ブロドリーフは堅調推移、6月中間期業績の計画上振れが支援材料


 ブロードリーフ<3673.T>は堅調推移。同社は16日の取引終了後、25年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結業績予想に関し、売上高がこれまでの予想の96億円に対し98億6000万円(前年同期比17.1%増)、営業損益の黒字額が5億5000万円に対し7億6000万円(前年同期は4400万円の営業赤字)、最終損益の黒字額が3億円に対し3億7000万円(同1400万円の最終赤字)で着地したようだと発表した。これを支援材料にした買いが入った。

 6月中間期はセキュリティー強化を目的としたパソコンの買い替え需要が想定以上だったことに加え、非自動車産業向けのパッケージソフト販売が好調に推移し予想を上回った。生成AIの積極的な活用によって業務プロセスの効率化を進めたほか、サイバーアタック対策をはじめクラウドソフトのサービス品質向上に関する費用が主に下期に発生する見通しになったことも影響した。これらの業績変動要因が下期に与える影響を精査中であり、通期の業績予想について修正の必要が生じた場合は速やかに公表するとした。

出所:MINKABU PRESS


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