外為サマリー:ドル売り一巡で一時148円40銭台に戻す


 17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円37銭前後と前日の午後5時時点に比べて50銭程度のドル安・円高となっている。

 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円88銭前後と前日に比べ1円00銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された6月の米卸売物価指数(PPI)でインフレ鈍化が示されたことや、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の解任観測報道を受けて146円92銭まで急落する場面があった。

 ただ、トランプ米大統領は「パウエル氏解任の可能性は極めて低い」と報道を否定しており、この日の東京市場ではドルの買い戻しが先行。また、この日の時間外取引で米長期金利が上昇していることもドルの追い風となっているようだ。20日投開票の参院選の結果次第では拡張的な財政政策に傾くとの懸念から円売りが出やすくなっている面もあり、ドル円相場は午前9時50分ごろに148円40銭台まで値を戻した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1624ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0006ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=172円49銭前後と同50銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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