東京株式(大引け)=82円安と反落、一時4万円乗せも半導体関連の下落響く


 18日の東京株式市場で日経平均株価は反落。朝方には一時4万円台を回復したが、半導体関連株の下落などが響き値を消す展開となった。

 大引けの日経平均株価は前日比82円08銭安の3万9819円11銭。プライム市場の売買高概算は14億8535万株。売買代金概算は4兆45億円となった。値上がり銘柄数は543と全体の約33%、値下がり銘柄数は1037、変わらずは44銘柄だった。

 前日の米株式市場では、NYダウは229ドル高と続伸し、ナスダック指数は最高値を更新した。米国株が上昇した流れを受け、東京市場は買い先行となり日経平均株価は4万円台を回復してスタート。寄り付き直後に一時4万87円まで値を上げた。しかし、買い一巡後は売りに押され、午前10時過ぎ以降はマイナス圏に値を消す展開となった。前日決算を発表し7~9月期の減益見込みを明らかにしたディスコ<6146.T>が急落したほか、アドバンテスト<6857.T>など半導体関連株が下落したことが全体相場を押し下げた。後場に入ってからは、3万9800円前後での一進一退が続き、午後1時過ぎには3万9745円まで売られる場面があった。あすからは3連休で20日には参院選があることからポジション調整や利益確定売りが優勢で様子見姿勢も強かった。

 個別銘柄では、三菱重工業<7011.T>や、IHI<7013.T>が安く、サンリオ<8136.T>やファーストリテイリング<9983.T>が軟調。トヨタ自動車<7203.T>やホンダ<7267.T>、スズキ<7269.T>が下落し、セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が続落。三菱商事<8058.T>やソニーグループ<6758.T>が値を下げた。

 半面、フジクラ<5803.T>や良品計画<7453.T>が高く、レーザーテック<6920.T>やソフトバンクグループ<9984.T>が値を上げた。日立製作所<6501.T>や古河電気工業<5801.T>が堅調。SBIホールディングス<8473.T>が買われ、荏原<6361.T>や日本製鋼所<5631.T>、ゆうちょ銀行<7182.T>が上昇した。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。