米外為市場サマリー:良好な米経済指標を受け一時149円00銭台に上伸


 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円58銭前後と前日と比べて70銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=172円29銭前後と同20銭程度のユーロ高・円安だった。

 この日に米商務省が発表した6月の小売売上高は前月比0.6%増と3カ月ぶりのプラスとなり、米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数は22万1000件と前の週の改定値から7000件の減少となった。これを受けて米経済の底堅さを好感したドル買い・円売りが先行し、ドル円相場は一時149円09銭まで上伸した。ただ、米政権による関税引き上げなどの影響から今後の景気減速への警戒感は根強く、米長期金利が伸び悩むとドル買いが一服。16日に一部で報じられたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の解任観測で、ドルの信認やFRBの独立性への懸念がくすぶっていることもドルの重荷となって148円38銭まで押される場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1596ドル前後と前日に比べて0.0045ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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