東京計器が底堅い動き、メトロウェザーと資本・業務提携


 東京計器<7721.T>は一時前日比80円安の4035円に下落したが、その後下げ幅を縮小し一時プラスに転じる場面もあった。午前11時ごろ、防衛向けドップラー・ライダーの開発・量産化加速を目的に、メトロウェザー(京都府宇治市)に出資し、資本・業務提携したと発表しており、これを好材料視した買いが下値に入っている。

 メトロウェザーは、赤外線レーザーを用いてリアルタイムに高精度広範囲の風況観測を行うドップラー・ライダーの開発・製造を行っており、これまでにドローン運行のための風況観測や海上を航行する船舶に搭載した風況観測を実証している。ドップラー・ライダーによる風況観測、物体検知は、我が国の安全保障に貢献可能な技術であることから、東京計器はメトロウェザーとともに、開発、量産体制の構築を推進するとしている。

出所:MINKABU PRESS


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