外為サマリー:参院選後の財政拡張が意識され一時148円80銭台に上伸


 18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=148円76銭前後と前日の午後5時時点に比べて4銭程度のドル高・円安となっている。

 朝方のドル円相場はウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事が17日に、今月29~30日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を0.25ポイント引き下げるべきだとの考えを示したことが影響。米早期利下げ観測が広がるなか、午前8時00分すぎには一時148円29銭まで軟化した。ただ、きょうは3連休を控えた実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)にあたり、その後は国内輸入企業など実需筋のドル買い需要が意識されるかたちで下げ渋る動きとなった。仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)通過後は戻りが鈍くなる場面もあったが、20日投開票の参院選の結果次第では拡張的な財政政策に傾くとの警戒感から円売りが出やすく、午後2時40分ごろには148円81銭をつけた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1617ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=172円83銭前後と同45銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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