東京株式(前引け)=反発、買い戻しで朝方急伸もその後は値を消す展開に


 22日前引けの日経平均株価は前営業日比73円70銭高の3万9892円81銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は8億6422万株、売買代金概算は2兆1514億円。値上がり銘柄数は885、値下がり銘柄数は653、変わらずは86銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方に先物主導で買いが入り日経平均は急速に水準を切り上げ、一時450円を超える上昇で4万円台を回復する場面があった。しかし、ショートカバーが一巡すると漸次値を消す展開となった。20日に投開票が行われた参院選は与党が大敗し、過半数を割り込む結果となったが、事前に株式市場には織り込みが進んでいた面もあって、空売り筋の買い戻しを誘発した。一方、実需で上値を買い進む動きも限定的だった。値上がり銘柄数も全体の55%を占めるにとどまっている。

 個別では売買代金トップのディスコ<6146.T>が高く、フジクラ<5803.T>も商いを伴い高い。また、三菱重工業<7011.T>も活況高で値上がり率上位に。ソフトバンクグループ<9984.T>が上昇し、IHI<7013.T>も値を上げた。日立製作所<6501.T>が堅調。良品計画<7453.T>の上げ足の強さが目立つ。半面、レーザーテック<6920.T>が軟調、キーエンス<6861.T>も売りに押された。HOYA<7741.T>も冴えない。アドバンスクリエイト<8798.T>が急落、ソディック<6143.T>も大幅安。gumi<3903.T>も下落した。

出所:MINKABU PRESS


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